白スニーカーを出来るだけ白く保つための簡単なお手入れ方法

白スニーカーを出来るだけ白く保つための簡単なお手入れ方法

春になると履きたくなるのが明るい色のシューズ。中でもベーシックな白いスニーカーは、カジュアルだけでなくきれいめのスタイリングにも取り入れやすいので一足持っていると重宝するアイテムです。しかし白いだけに、汚れも気になるもの。

そこで、今回は白いスニーカーのお手入れの方法をご紹介します。

まずは履く前の心得「汚れを予防」することが大切

「白いスニーカーは汚れるのがいやでたまにしか履けない!」という方もいらっしゃるのでは?そこでおすすめなのが、あらかじめ汚れを予防する方法。履く前のこのひと手間で、キレイな状態をキープできるのはもちろん、洗う回数が減ることで生地の傷みも軽減し、スニーカーを長持ちさせることにつながります。買ったばかりのスニーカーをおろす前や、汚れを落としたあとにぜひ試してください。

くつ用の防水スプレーを活用!

スニーカーに水分は禁物です。雨や雪などの水分だけでなく、実は汚れがつくのを防ぐ効果もあります。布だけでなく、革や人口皮革など、さまざまな素材に使える防水スプレーが重宝します。

布地のスニーカーにはロウソクを

ロウソクには防水効果があるので、布やキャンバス地のスニーカーには白いロウソクを塗るのもおすすめ。全体にまんべんなく塗ったら、ドライヤーの熱をあててください。

ちょっとした汚れのお手入れ

ブラッシングだけでも違いが出る

スニーカーにもホコリや砂がつくので、帰宅後にブラッシングしてその日の汚れを取り除きましょう。スエードには専用のブラシがおすすめです。

部分的な汚れは手っ取り早く消しゴムで

スニーカーのつま先やソールの部分汚れは、消しゴムでこするとある程度キレイになります。

ここでも便利なメラミンスポンジ

消しゴムでも消えないソールの汚れは、メラミンスポンジを試してください。水を少し含ませてこすると白さがよみがえります。

ガンコな汚れのお手入れ

布・キャンバス地の場合

歯ブラシを使って直接こする

布製のスニーカーの場合は歯ブラシを使うと細かいところまで磨けます。洗剤を直接ブラシにつけるか、研磨剤が含まれる歯磨き粉を使うのも効果的。

匂いが気になるときは重曹を

お掃除に重宝する重曹は、スニーカーの洗浄にも役立ちます。研磨効果があるので、洗剤とまぜて洗うと洗浄効果がアップ。重曹を溶かした水に数時間つけ置きしてから洗うと匂いが取れやすくなる働きもあります。

黄ばみには酢を入れた水でつけ置きを

スニーカーが黄ばんでしまったら、汚れを落としたあとに水とお酢をまぜたもので2〜3時間つけ置きしてみてください。だいたいバケツ1杯の水に酢200mlが目安です。

十分なすすぎと乾燥を忘れずに!

どの方法も、しっかりすすぎと脱水をしたあと、天気の良い日の日中に、2〜3日かけて陰干ししましょう。できれば夜間は部屋に入れて、干すのは日中のみに。すすぎや乾燥が不十分だと黄ばみの原因になります。

革・スエードの場合

専用のクリーナーを使う

洗浄力のある、専用のクリーナーを使って汚れを落としましょう。スプレータイプや泡タイプなどがあります。汚れを落としたあとはクリームなどで保革しましょう。水で洗浄しにくい革やスエードは汚れを防ぐことが第一なので、最後に防水スプレーを使うことをおすすめします。

スニーカーに湿気は禁物!長持ちさせる保管方法

「お手入れ方法がわかったので気兼ねなく履ける!」とはいっても、スニーカーは汗や湿気を含んだままだと、生地の痛みや歪みの原因になります。お手入れ以外に、長く履き続けるポイントをご紹介します。

  • 湿気を逃がすため、1日履いたら翌日は休ませましょう。
  • 脱いだあとはすぐにしまい込まず、できるだけ陰干ししてからしまいましょう。
  • 通気性が良くないので購入時の箱で保管するのはあまりおすすめできません。
  • スニーカーの中に乾燥剤を入れたり、薄い紙を丸めて入れておくと湿気を防げます。

いかがですか?「おしゃれは足元から」といわれますが、白くてキレイなスニーカーには、履いているだけでスタイリング全体をおしゃれにキメる力があります。しっかりお手入れをして、春のファッションを楽しんでください。

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